【剣盾S15 シングル】サンダーオーガSPLASH!!【最終782位】

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    レンタルを公開していますのでご自由にお使いください。

 

構築経緯

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    有利対面からカイオーガ@こだわりスカーフの超火力を押し付ける動きがシンプルでありながら強力であると感じ、これを軸にして構築を組み始めた。

 

❷ f:id:ds_76769:20210203202442p:plain

    メタが激しいカイオーガを通す上で安定した【クッション+対面操作】が必須であると考え、カイオーガが苦手とするゴリランダーやナットレイ等に対して強く、一緒に選出して最も相性が良いと感じたサンダー@オボンのみを採用。シリーズ7から存在している【サンダー+ウオノラゴン】の並びを倣った形となった。

 

❸ f:id:ds_76769:20210224194713p:plain

    このままでは相手のレジエレキとゼルネアスによって為す術もなく破壊されてしまう為、これらの対処を1枠で担えるドリュウズ@とつげきチョッキを採用。

 

❹ f:id:ds_76769:20210216152501p:plain

    サンダーの他に【クッション+対面操作】を行える枠が欲しいと感じた為、これらの条件を満たしながら日食ネクロズマや黒バドレックスに対する引き先となれるブラッキー@たべのこしを採用。

 

❺  f:id:ds_76769:20210203202432p:plain

    カイオーガが通りにくいラッキー入りの構築等に対して通す物理エースがいるとより対応範囲が広がると考え、エースバーン@いのちのたまを採用。ムゲンダイナに対する打点となる「しねんのずつき」を搭載した型としていた。

 

❻ f:id:ds_76769:20210224194736p:plain

    相手のカイオーガやムゲンダイナに対する引き先となれる枠が欲しいと感じた他、こちらのカイオーガが相手のメタモンにコピーされた際の切り返しを用意しないとあっけなく崩壊してしまうと考え、特殊型に対して幅広く役割を持てるラッキー@しんかのきせきを採用した。

 

❼ f:id:ds_76769:20210203202432p:plain → f:id:ds_76769:20210224194803p:plain 

    エースバーンの物理エースとしての活躍は申し分なかったが、初速の段階でムゲンダイナの先手を取れないケースが多発する点が安定した立ち回りを望めないのではないかと感じた。その代わりとしてムゲンダイナ以上の速さを持ち、「りゅうのまい」による崩し、全抜きを狙えるドラパルト@いのちのたまに変更。

 

❽ f:id:ds_76769:20210224194736p:plain → f:id:ds_76769:20210128141553p:plain

    勝てないわけではないが相も変わらずラプラスや時折当たるトリトドンに対して頭を抱えていた中、終盤以降数を増やしていたガマゲロゲ入りの構築に対する勝率が著しく悪く、レートが伸び悩む大きな要因であると感じた。そこで選出率の低かったラッキーに目を付け、この枠はガマゲロゲラプラスカイオーガをはじめとした水タイプ全体に対して強い圧力をかけながらスムーズな処理を狙える強さを評価し、最終日にゴリランダー@こだわりハチマキを新たに採用した。

    最終的にこのような並びで構築の完成形となった。

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コンセプト

対面操作 × 超火力サイクル

 

個別紹介

カイオーガ

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    本構築の始点。上から縛る範囲を増やしつつ有利対面から超火力を押し付ける至ってシンプルな型。最速黒バドレックスまで追い抜く為"最速"で確定。本心としては意外と火力のリーチがギリギリ不足しているケースがそれなりに多かった為「ひかえめ」にしたいところである。

    ラプラス入りの構築に対しても積極的に選出しており、水技は無効化されても「かみなり」「ダイサンダー」は通る為、そう簡単に止まることは無い。また、交代読みで打った「かみなり」が後投げされたラプラスに対してヒットすると、EASY WINを獲得しやすい。

    カイオーガを使用する上で気を付けるべきだと感じたポイントは以下の4点。

・自分より速い「こだわりスカーフ」持ち

・対面からの先制技による「しおふき」の威力減少

・相手のダイマックス(以下 : DM)によって攻撃を耐えられ、反撃を受けてしまう展開

・その他の見えにくいカイオーガ対策

    例 :「ウッドハンマー」持ちミミッキュ

    今作は特にDMという要素がカイオーガの一貫を作りにくい要因となっているが、逆にカイオーガ側も技の拘りを解除しつつ、HPが削れた状態でも威力150の「ダイストリーム」を打てる為、一概にDM環境が向かい風であるとは言い難い。

    やることは単純でありながらも立ち回り方はかなり難しく、メタが激しいことから動かしにくさを強く感じた。それでも一貫を作った際の制圧力は凄まじく、まさしく禁伝に相応しい強さであった。

 

サンダー
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    本構築の潤滑油。初手の偵察係として投げやすく、ボルトチェンジ」から裏のポケモンに繋ぐ他、クッションとしての役割もこなすのが主な使い方となっている。カイオーガと組ませることで自然と「ぼうふう」を必中で当てられる点が地味に嬉しい。

    「とんぼがえり」を採用するとカバルドンランドロス等の地面タイプに対しても対面操作が可能となるが、それ以上にナットレイの処理速度向上を重視し「ねっぷう」を採用した。ザシアンに対する打点となるのも良い所。

    特性はブラッキーとの兼ね合いを考慮した「プレッシャー」ではなく、ザシアンやウーラオス等に対して麻痺によって得られるアドバンテージが非常に大きいと感じた為「せいでんき」とした。

    流行りの【ラプラス+ザシアン】の並びに対しても積極的に選出し、初手にラプラスとかち合った際にはサンダーの持つ圧力を利用することで相手のDMを誘発させ、裏のブラッキー(orラッキー)でDM、壁ターンを枯らす動きを何度も行った。

    イベルタルラプラスに対してあまり強い型ではないのが玉に瑕であったが、数多くの試合で選出しては縁の下の力持ちとして大活躍してくれた。

 

ドリュウズ
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    お馴染みの必殺仕事人。本環境は全対応が難しく、無理な相手に対して3割の勝ち筋を持てることから「つのドリル」を一時期は採用していたが、壁を張られた際の対ゼルネアスで打ち負けるケースが気になった為、これらの展開を崩せる「かわらわり」を搭載した。ゼルネアスと壁展開の同居率が非常に高いことから一貫して崩せる機会が多く、そのまま勝ちに直結していた。

    選出率自体はそれほど高くなかったが、本構築の補完として完璧な役割を持っている偉い子である。

 

ゴリランダー
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※ キョダイマックス個体

【調整】

H : 余り

A : 特化

B < D :「ダウンロード」対策、カイオーガ意識

    最終日に急遽投入。対面操作から繋ぐ超火力アタッカースイーパーとして新たに名乗りを上げたゴリラである。

    火力枠として扱えるだけではなく、カイオーガの無償着地を狙える「とんぼがえり」を搭載することで自身が潤滑油となる動きも可能とした。この技を考慮されるケースが起こりにくかった為、明らかに相手の交代が見える盤面でこちらも相手の交代を読んで対面操作を行い、試合の主導権を維持する立ち回りが強力。

    ゴリランダーを組み込んで以降は選出の幅が大きく広がったので、変更したのは間違いではなかったと感じた。 その反面、カイオーガに対する立ち回りが有限となった部分には注意が必要であった。

 

ブラッキー
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    本構築第2の潤滑油としての役割を持つ、至って普通のブラッキー「あくび」による対面操作が非常に優秀であるが、採用に至った一番の決め手は「ねがいごと」によってHPが削れた味方の再展開を狙える、即ち「しおふき」を駆使するカイオーガをより強く動かせられると考えたところにある。

    日食ネクロズマと黒バドレックス入りの構築に対してはほぼ毎回選出しており、黒バドレックスは一定数「ドレインキッス」を搭載した個体が存在していたことから絶対安定とはならなかったが、日食ネクロズマに対しては高い勝率をキープできた。

    これは編成した後になってから気付いたことであるが、後述するドラパルトが相手のメタモンにコピーされた際の切り返しとしての働きもこなせる。

    この子で試合展開をコントロールする様がとても楽しく、筆者の手によく馴染む性能であった。

 

ドラパルト
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    ムゲンダイナ絶対許さないウーマン。受け回しに対してもドラパルトを選出する意図があったので、火力を重視して性格は「いじっぱり」で採用したかったが、初速の段階で最速ムゲンダイナに先手を取られないことを意識して「ようき」とし、構築で重いウオノラゴンも考慮できる"最速"での運用。受け回しに対してはドラパルトで1体倒した後、裏のブラッキーTODを行う機会が非常に多かった。

    初手にムゲンダイナと対面した際、何故か殆どの相手がそのまま居座る展開ばかりで、何事もなく普通に「ダイドラグーン」が通って一撃で葬る展開が数多く発生していた。あまりにも居座られてばかりなので択回避の「みがわり」を置くことなく初手ダイマックス、からのEASY WlNとなる試合も少なくなかった。ドラパルト自身の型の豊富さから成し得る読まれにくさがあったからなのだろうか、はたまた普通に攻撃を耐えると思われていたか。

    「みがわり」を搭載した意図としては、本構築に対してほぼ確実に選出されるラッキーに対して「でんじは」「あまえる」を遮断しながらドラパルト単体でラッキーの起点化を狙える為である。その他にも高い素早さを活かして相手のDMターンを枯らせる動きをとれたり、DMを切るか否か等の択を先延ばしにできたりと様々な場面で役立った。

    他の選択肢として「ふいうち」は黒バドレックスに対して初速の段階で上からの縛りが可能となるので、そちらを採用してみても良いだろう。受け回しを相手にする際たまに見掛けるエアームドに対してDMを切らずに打てる安定した打点が欲しいとも感じたので、弱点を付ける特殊技にするのも手であろうか。しかしながら「てっぺき」を積まれる前であれば【りゅうのまい→ダイホロウ】でのゴリ押しが通りやすい為、前述した通り「みがわり」を切るとラッキーの完封が不可能になる点を重視し、変更には至らず。

    特性「すりぬけ」は環境に蔓延っていた壁展開を強く意識しての選択。実際の対戦では活きなかったが、「みがわり」を搭載した個体が多いジガルデにも刺さりやすい。

    天敵であるポリゴン2が減少傾向にあったことはドラパルトにとってかなりの追い風であり、エースとして最高の活躍を見せてくれた。

 

おまけ

ラッキー
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【調整】

HD : 特化、性格無補正「こだわりメガネ」持ちカイオーガの雨「しおふき(150)」確定2耐え

    最終日まで構築にいたピンクの悪魔。BD特化にしてみたり、「みがわり」を試しに組み込んだ際はSに割いてみたりと努力値配分に関しては何度か試行錯誤を重ねたが、「こだわりメガネ」を所持したカイオーガが受かっていない点に気が付いて以降はこのような配分となった。HD特化にしても相手が「ひかえめ」であった場合は乱数になってしまう為、かなり際どいラインである。

    構想の段階ではカイオーガやムゲンダイナといった特殊全般を受ける役割として考えていたが、数の少ない禁伝を除き実際にはカイオーガ入りの構築くらいにしか選出しておらず、ムゲンダイナ入りの構築に対しては【ドラパルト+ブラッキー】で対応するケースが殆どでラッキーが受け出す機会は無かったりと、当初の考えとは違う形となっていた。また、ディアルガやホワイトキュレム等といった特殊主体の禁伝相手には無類の強さを誇っていたが、それほど数が多いわけではなかったことを踏まえ、ゴリランダーと交代する際にこれらの対処は切り気味に動く方向で考えることにした。

    技構成に関しては「ちきゅうなげ」「タマゴうみ」までは確定とし、3枠目はカイオーガの圏内に押し込みやすくなる他、ブラッキーの「あくび」とのシナジーが良い「ステルスロック」を搭載。4枠目は「あまえる」「みがわり」と試行錯誤の末、最終的にはエースの蘇生を狙える要素が他のポケモンとの相性が良いと考え「いやしのねがい」に辿り着いた。 

    「あまえる」を切ると物理型の積みエースに格好の餌とされてしまうし、「みがわり」を切るとラプラスにやりたい放題されてしまう為、筆者だけ技スペースを5枠以上で使いたいくらいである。

    ブラッキーと併せて"ダブルラッキー"の並びを作っていた、構築の密かなオシャレ要員。(?)

 

要点

★ 対面操作を駆使し、有利対面からカイオーガを通す

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    本構築の基本となる動かし方。相手を見て誰を初手から展開するか柔軟に決めた上で、サイクルを回しながらカイオーガが一貫する場作りを目指す。その際にカイオーガの体力管理には特に気を遣う必要がある。

 

一番多かった選出パターン

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苦手な相手

f:id:ds_76769:20210301085253p:plain イベルタル

    パッと見重くないように見えるかもしれないが、意外と伝説ポケモンの中だと厳しい寄りの相手。カイオーガで突っ張る際は相手の「ふいうち」による大打撃には気を付けたい他、DM同士の打ち合いとなればカイオーガ側が勝てるか大分怪しいラインである。先にDMを切らせてから如何に切り返せるかが重要な攻略ポイント。終盤ある程度数を減らしていたのが救い。

 

f:id:ds_76769:20210301090003p:plain ゼクロム

    見掛ける頻度は少なめなポケモンだが、マッチングした際はいずれの試合も敗北した。ドリュウズがタイプ上有利ではあるが、持ち前の数値と併せて「ダイドラグーン」によってゴリ押されがち。DMを切られてはブラッキーでの誤魔化しも効きにくいのが難点。

 

f:id:ds_76769:20210203202442p:plain サンダー

    ラッキーの枠をゴリランダーに変更して以降の被選出率が極端に上がった。不意に来る「こだわりスカーフ」持ちによってカイオーガが削られてしまったり、Sを上げられてしまうとカイオーガに先制して電気技や「かいでんぱ」を打たれる展開が厳しくなる為、DMを切られた際はブラッキーで一旦流す動きが攻略の鍵となっていた。【雨+ドリュウズ】やドラパルト等で対処は効くが普通に厄介といった枠。

 

f:id:ds_76769:20210128141139p:plain ウーラオス

    「こだわりハチマキ」を持った型であるとサンダーでも受けが厳しい上に、連撃の型に関してはこちらの雨にタダ乗りされた「すいりゅうれんだ」が手痛い攻撃となってしまう。

 

f:id:ds_76769:20210301185929p:plain & f:id:ds_76769:20210301185950p:plain etc… バトン展開

    阻止する明確な手段を持たない為、展開を許した際は為す術もなく負けるケースが殆ど。

 

成績

TN どそ 最高レート 193×前後

               最終レート 1898  最終782位f:id:ds_76769:20210301200743j:image

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後書き

    前シーズンで長く目標としていた最終3桁を初めて達成した自分は次にレート2000を達成するという目標を立て、ポケモン勝負に明け暮れる日々を送っていました。正直満足のいく結果とは言えませんが、最終日付近にレートを大きく溶かして以降なかなか勝ち切れずにいたことに加え体力的な面を考慮し、今シーズンは中途半端な位置でありながらもギブアップという形を取りました。己の実力不足を痛烈に感じさせられましたが、それでも今月は上位帯で多くの強者と戦えたことは非常に光栄なことであり、膨大な経験値となったことは間違いないと言えるシーズンでした。また改めて勉強し直して精進します。今シーズン対戦してくださった方々、ここまで読んでくださった全ての皆様に感謝致します。ありがとうございました。

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どそ (@ds_76769) | Twitter