【竜王戦2020 予選】鳳凰サイクル 無限再生編

※12/17 一部修正、追記しました。

 

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【コンセプト】

・ホウオウを主軸としたサイクル

・対応範囲を幅広く持つ

 
【個別紹介】
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H : 3n

      無補正ザシアンの「きょじゅうざん」確定2耐え

S : 1段階↑で最速130族抜き

    本構築の始点。どの禁伝を使おうか迷っていたところ、隠れ特性[さいせいりょく]を持ったホウオウに目が止まり、このポケモンを軸としたサイクル構築を組むことにした。本大会のトップメタであると予想したザシアンに対して強く(ワイルドボルトだけは勘弁)、高い耐久能力を盾に数多の禁伝と渡り合えることから環境に合っているポケモンだったと思う。

    [さいせいりょく]と「じこさいせい」を駆使したHP管理能力の高さを持っているだけでなく、「せいなるほのお」で負荷をかけながら火傷による機能停止を狙えたり、更にはタイプ一致で威力140の「ダイジェット」を使えたりと攻撃面においても優秀である。柔軟にサイクルを回していく中でダイマックスエースに転じて詰めていく動きが強力。その上で大きな弊害となる「ステルスロック」に対する耐性を持たせるべく『あつぞこブーツ』は必須アイテムであった。

    努力値の振り方に関しては諸説あり。ムゲンダイナを意識した素早さ調整であったが実際に活きた場面はほぼなく、攻撃に関してはザシアンを確定で倒せる範囲まで伸ばした方が絶対に良い。

    サイクル好きの自分にとってこれほど最高のポケモンはいなかった。

 

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H : 16n+1

S : 準速61族抜き

    ブリザポスウオノラゴンウーラオス等を受ける為に採用。本戦前の仲間大会では『こだわりメガネ』を持たせて運用していたが、構築からバンギラスが外れた関係で『たべのこし』が余っていたことから、型と合わせて持ち物を変更した。

    フェアリー技は回復ソースとなり得る「ドレインキッス」を採用したが、ウオノラゴン絡みのサイクル等で後出しできる回数を増やせたり、「エラがみ」によるゴリ押しにも対応できHPを残した状態を保てたりと、活きた場面が数多くあった。

    立ち回りについては、素の火力が低いのでタイマンで殴り合うことはあまりせず、サイクルを回しつつ「しぜんのいかり」でどんな相手でも確実に負荷を与えて、裏にいるポケモンの圏内に持ち込むといった動きが多かった。ダイマックス状態のエースバーンイベルタルへの雑なクッションにも使っていた。イベルタル対面では、何も考えずに弱点を突いてしまうと『じゃくてんほけん』の起点になってしまう恐れがある為「しぜんのいかり」から入ることを心掛けていた。

    このポケモンが苦手とするナットレイ相手にも最低限の抵抗ができたりと、選出率はかなり高かった印象。


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H : 10n-1

S : 準速80族抜き

参考元 : 【S12最終29位】雑殴りサイクル - サックーのブロマガ

    カイオーガへのメタを主として採用。元々は『こだわりハチマキ』を持たせて運用していたが、結果を残した上位の方が使っていた『いのちのたま』を持った型に惹かれて変更に至った。

    環境にイベルタルサンダーエースバーンが多く選出は控えめであったが、カイオーガの対策は必須であったことから絶対に必要な枠であり、何度も「グラススライダー」に救われていた。

    スイープだけでなく崩しも行えたりと、器用な立ち回りができるゴリラは強かった。


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S : すなかき発動で1段階↑の最速100族抜き

    電気の一貫を切りつつゼルネアスへのメタを主として採用。

    「ジオコントロール」を積んだゼルネアスとの打ち合いを制することを強く意識して持ち物は『とつげきチョッキ』としている。イベルタルサンダーの飛行技に対しても後投げしやすかったのでこれで良かった。

    努力値の調整は以前育成した際にどこかから拝借したものであるが、本戦前に運用していて特に不便なく扱えたのでそのまま流用した。

    広く汎用性を保ちながら禁伝にも抗えるポテンシャルを秘めていた。この子はまだまだやれる。

 

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参考元 (細かい調整意図はこちら): 【剣盾シーズン12最終328位(レート2010)達成構築】アシレーヌ入り攻めサイクル - sintarosuchの日記

    本戦前にポリゴン2から急遽変更した駒。サンダーテッカグヤに強く、ムゲンダイナ絡みの受けをまとめて破壊できそうな高火力特殊アタッカーを探し求めていたところ、このポケモンに辿り着いた。直前に採用してまともな試運転をせず本戦に臨み不安であったが、選出率は高かったので構築に合っているポケモンであった。結果ランドロスが重くなってしまったが。

    電気技はサイクルを回す構築であることから対面操作技を組み込みたかったこと、後述するウーラオスとの相性の良さから「ボルトチェンジ」を採用。サブウェポンはムゲンダイナへの打点となる「サイコキネシス」、バンギラスナットレイに打つ「きあいだま」とした。ダイマックスを切らずに電気技で居座りたい場面はかなりあったのと、バンギラスナットレイがそこまで重い構築ではないので「きあいだま」の枠は「10まんボルト」にしても良かったかも。

    【ムゲンダイナ+テッカグヤ+バンギラスのような受けの並びが仲間大会で見受けられ、本戦にも一定数いると予想した。このポケモンでそれらの並びを崩すつもりでいたが、シンプルにムゲンダイナに攻撃を耐えられたりメタモンが同居している構築が多く、思うように動かせなかったことが多々。

    どうでもいいけど霊獣ボルトロスの鳴き声めっちゃ好き。


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    黒馬バドレックス日食ネクロズマへの誤魔化しとして採用。本戦前は連撃ウーラオスで運用していたが、構築からバンギラスが外れたことに伴って悪タイプ、悪技の打点が欲しかったことから変更に至った。素早さ種族値が90付近の禁伝が多く、先制をとれる相手を増やすことを兼ねて最速での運用。

    タイプ上黒馬バドレックスに対して非常に有利ではあるが、「アストラルビット」は半減でも半分以上ダメージを受けてしまうので受け出しは厳しめ。日食ネクロズマに対して「鉢巻あんこくきょうだ」でもH振り等であると確定1発ではないのと、ダイマックス同士の打ち合いでは拘りが解除されて自身の火力が下がってしまう点と相手の『じゃくてんほけん』の発動も加味すると部のいい勝負ではないので、少し削れていて且つ相手にダイマックス権を使わせた後に倒すことを心掛けていた。

    サブウェポンは珍しいかもしれないが「れいとうパンチ」を採用している。フェアリータイプに打てる「どくづき」が欲しい場面は少なからずあったが、構築からポリゴン2が外れたことによって氷技の打点が欲しかった点に加え、ランドロスを強烈に誘ってしまう並びとなってしまっていることから採用に至ったのだが、実際にうまく機能していたのでこの判断は正しかった。

    一度味わったらヤミツキになる火力を持って本大会でも力強い暴れっぷりを見せてくれた最強ポケモン。使っていて本当に楽しい。

 

【苦手なポケモン

○ブラックキュレム

    勝率0%だったポケモン。多くの個体が「クロスサンダー」を持っていた為カプ・レヒレでも受けられない。「りゅうのまい」を積まれたら一巻の終わり。

 

○ムゲンダイナ

    「コスモパワー」で要塞化を狙う耐久型が厳しい。対策を施したつもりであったが苦戦を強いられたことは変わらず、勝率が伸び悩んだ主な要因でもあった。

 

ランドロス

    構築からポリゴン2が外れたことで対処がやや難しくなった。「つるぎのまい+ダイジェット」を使う型が特に厳しい。

 

【成績】

TN  どそ 最高1707 最終爆死

 

【後書き】

    本大会は禁止伝説級のポケモンを混じえたルールとなっており、全てが手探りの状態で慣れないながらも新鮮な感覚で楽しく対戦することができました。スタートダッシュが不調でありながらも何とか1700に登り詰めるが、最後は連敗して終わるという残念な結果となり悔しい思いで一杯です。今回味わった悔しさをバネにまた別の機会でリベンジしたいと思っております。ここまで読んで戴きありがとうございました。

 

どそ (@ds_76769) | Twitter